2007年11月16日金曜日

希望の轍

僕は、Southern All Stars(サザンオールスターズ)の大ファンです。
そんなサザンの歌に、「希望の轍」というのがあります。
サザンファンのなかでも、かなり人気のある歌です。

轍とは、車が通ったあとに残る車輪のあとですよね。
歌詞の内容とタイトルがあってるかはよくわからないですが、
とりあえず湘南の海沿いを車で走るようなイメージを僕は
歌詞から感じますね。

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そういえば、僕は、今年で20代最後です。
来年は、とうとう30歳です。

けっこう30代を前にすると、いろいろと考えるところがあるんですよね。
振り返り、そして、これからの人生について。

10代後半から20代にかけて、やはりそれなりに
いろいろな希望をもって走ってきたように思うんですね。

でも、今、20代を終えようとしてふりかえったとき、
その希望って、希望のままだったように思います。
要は、実現してないわけです。

それは、希望の内容が漠然としているためか、
自分に力がなかったからなのか。

どっちもなんでしょうけど。

そうおもうと、20代の軌跡って、希望だけ追い求めて走ってきた
希望の轍みたいだなって思うんです。

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10代後半や20代で起業したり、歌手や俳優になったりして、
世間で言う成功を収める人もいます。

そんな人をみてたら、僕なんか、小さな存在です。
でも、自己弁護をしますが、自分の目標が大きければ大きいほど、
そんなすぐにかなうわけないって思ってます。

自分のためだけになる目標ではない大きな目標。

そんな大きな目標だからこそ、すぐにどうしていいかわからない。
暗中模索のなか、その形と達成方法を見つけていく。

それが20代だったんじゃないかとも思うわけです。

30代は、そんな20代で培った、そして、考えてきたものを
「目的」へつなげていかないとだめだと思うし、
そうしていくんだと思います。

単なる希望ではなく、具体的な「目標」に向かって。

40代になるころ、僕は、「30代は目標の轍だったな」って
いってたいですね。


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